2008年05月02日
◆龍造寺家兼・乾亨院
龍造寺家兼は、水ヶ江城城主で号は剛忠といい、龍造寺隆信の曾祖父にあたる。
龍造寺宗家第13代当主・龍造寺康家の五男にあたり、分家である水ヶ江龍造寺家を興した。城内は、三十町ほどあり、東館(本館)・中館・西館に分かれ、本館はこの乾亨院の現在の場所にあった。
永正4年(1507年)、家兼はその弟・天亨を請じて乾亨院を開山した。また家兼は、龍造寺氏の飛躍を遂げる基礎を固め、一族の「中興の祖」と言われるようになった。
Posted by 吉松 at 23:41 | Comments(0) | 龍造寺一門
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