2014年06月24日
2014年06月23日
2010年10月05日
佐賀市重要文化財・旧牛島家
旧牛島家は、かつて佐賀市朝日町(旧下今宿町)にありました。江戸期には、問屋を営む旧下今宿町の咾役(おとなやく)を務めていた足軽の高楊伊助が居住していました。
建てられたのは18世紀初頭と推定され、佐賀市内では最も古い町屋様式の建物です。平成5年の県道拡張により現地での保存ができなくなり、所有者より佐賀市が譲り受けこの柳町に復元されました。
2010年10月05日
旧牛島家・持ちおくり
旧牛島家の軒下には、「持ちおくり」があります。これは、日本建築によく見受けられる装飾腕木の事です。町屋や商家には、繁栄を願う雲模様などを形取ることがあります。
入口をくぐると中は、土間になっています。
2010年10月04日
旧牛島家・犬矢来
旧牛島家には、町屋によく見られる「犬矢来」があります。「犬矢来」は、家の壁や塀の中程から裾にかけて割竹や細い桟木を円弧状に曲げたり、真っ直ぐ斜めに並べたものです。
もともと「犬の放尿を防ぐ」というのが名前の由来のようですが、そのカーブで泥棒が塀を登りにくくなることや、建物の外壁の裾を、泥はねなどの汚れや損傷から守る役目や、道と家の敷地境界を示すなど、様々な問題の解決に活躍していたようです。
さらに、日本家屋の建物の軒下の空間は、「犬走り」と呼ばれます。
2010年10月04日
旧牛島家・主屋
旧牛島家は、通りに接して主屋が建ち、続いて釜屋、奥には2棟の土蔵があります。、水路を背に配していた。
この建物は、佐賀城下の町家建築では最も古いもので、江戸中期の町屋の構造を知る遺構として貴重なものです。