2010年09月01日
旧久富家住宅
旧久富家住宅は、白山町で履物商を営んでいた久富亀一が、大正10年にこの柳町に移転し、「履物問屋 久富商店」として建てたものです。
ここでは、奥の建物裏に作業所を造り下駄の製造も行なわれました。後に、大分県日田市にも下駄の製造所を設け、朝鮮半島へ販路を広げるなど事業を拡大し、「履物問屋 久富商店」は県下でも有数の大きな履物問屋でした。
土間奥には「履物問屋」と右から左に横書きされた木製の看板が今も掲げられ、当時の面影を残しています。
Posted by 吉松 at 00:07 | Comments(0) | 佐賀県遺産2
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