2008年03月05日
万部島


佐賀藩代々の藩主が建立した、法華経一万部読誦の記念の石塔群です。
法華経一万部を読誦して、国家安泰と万民安楽を祈願するならわしは、近世に入って各藩で行われていました。
龍造寺家兼公は、水ヶ江城の鬼門に当たるこの地で、領内の僧三千人余を集め法華経一万部の読経をさせ、国家安泰、万民安楽の祈願をさせました。
佐賀藩になってからも、家兼公の故事にちなみ法華経一万部の読経をさせ、石碑を建てました。
Posted by 吉松 at 22:01 | Comments(0) | 郷土の歴史遺産1
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