2008年06月07日
◆千布城址・その2
「千布崩れ」により、土生砦を脱出した神代長良は、家臣・古川新四郎らと共に山越えして筑前まで逃れました。
一方、土生砦では、神代長良を心配して神代左馬助が援軍に来ましたが、その馬具があまりに美しかったために龍造寺勢は、これを長良と間違えました。大将を討ち取ったと思った軍勢は、これを機に城攻めを止め、引き返しました。
現在の、千布城址は、小高い丘をうっそうと樹木が覆い、わずかに土塁のあとが残ります。竹薮の中には、空堀の跡らしき窪地も確認できます。
Posted by 吉松 at 23:42 | Comments(0) | 城址・古戦場・台場巡り2
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